
サビシャット
残存する錆に浸透して下地を補強し、素地調整を省力化する二液の塗布形素地調整軽減剤。
- 液数
- 二液
- 荷姿
- 1.2kgセット、2.4kgセット、6.0kgセット
公式情報確認:2026-10-23
公式資料に基づく編集解説。実使用レビューではありません。
FEATURES & APPLICATIONS
特徴と用途
メーカーが公表する特徴
- 錆層への浸透・補強
- 素地調整の省力化
- 刷毛・ローラー塗布
- A液とB液を重量比10:2で混合
- 色相: 乳褐色
用途・適用対象
- ボルト継手部、溶接部、桁端部、狭隘部など
用途の記載は、すべての既存塗膜や劣化状態への適合を意味しません。
REPORTED FROM THE FIELD
公開された現場報告
施工店・職人の施工記録と、施工店・販売店の自主試験を、条件とともに読み解きます。雪國建装自身の施工実績や、独立した試験機関による評価ではありません。実施工と塗板などの自主テストは、各報告の条件欄で区別しています。
- 施工工程
- 作業性の記録
- 経過観察
- 自主テスト
先行下塗材「サビシャット」で錆面をガチガチに強化させてから、下塗施工を推奨します!
- 現場・使用条件
- 青森県上北郡野辺地町の屋根塗り替え。下地処理後の錆発生部への先行塗布と、その後の別材料による下塗りを施工写真付きで掲載。
- 報告から読み取れること
- 屋根の下地処理後、錆が出た箇所へサビシャットを先行塗布した記録。続けて関西ペイントのRSバリアで下塗りしており、本品だけで錆止め工程を完了させた例ではない。
- 読み方と限界
- ケレン不要、錆止め・上塗り不要という根拠にはならない。 異なるメーカーの後続材との組み合わせは当該施工店の記録であり、メーカーの適合承認を確認したものではない。 長期防錆性能、塗布量、膜厚はこの施工記録から検証できない。 施工を受注する事業者の自社紹介記事であり、独立した第三者評価ではない。
参照確認:2026-10-23。上記は原記事の要約です。写真・全文は出典先でご確認ください。
ミスタータイヤマン 福生店 【屋根塗装】
- 現場・使用条件
- タイヤ販売店の屋根改修。ケレン・研磨と屋根軒先の堆積物除去後、錆部を補修し下塗り・上塗りへ進めた工程記録。
- 報告から読み取れること
- ケレン・研磨後の錆発生部にサビシャットを先行施工したと報告している。その後にEXTRAエポプライマー二液を塗装し、シリコンルーベン二液EXTRAで仕上げている。
- 読み方と限界
- 店舗屋根の事例であり、住宅そのものの施工例ではない。 サビシャットを錆止めや上塗りの代用品として扱った記録ではなく、下地処理も実施されている。 経過年数を伴う施工後の防錆評価は確認できない。 施工を受注する事業者の自社紹介記事であり、独立した第三者評価ではない。
参照確認:2026-10-23。上記は原記事の要約です。写真・全文は出典先でご確認ください。
錆転換剤と錆止め塗料の防錆テスト/1年後
- 現場・使用条件
- 実邸施工ではなく、施工店自身が2022年に作製した複数下塗材・上塗材の塗り板による屋外暴露試験。1年後の観察を写真・動画付きで公開。
- 報告から読み取れること
- サビシャットを錆止めが必要な補助剤系として区別し、比較用の下塗材に含めた自主試験。錆転換剤等に錆止めと上塗りを組み合わせた通常工程では、1年間で差が現れなかったと施工者は報告している。
- 読み方と限界
- 自主試験であり、JIS等の標準試験や実邸の長期耐久性を示すものではない。 「差が現れない」は当該条件・期間での施工者の観察であり、全製品の同等性能やサビシャットの優劣を証明しない。 記事で高評価とされた別の錆転換剤の評価をサビシャットへ転用していない。 記事にAmazon短縮リンク等のアフィリエイト通販導線があり、施工受注以外の紹介上の利害もある。 施工を受注する事業者の自社紹介記事であり、独立した第三者評価ではない。
参照確認:2026-10-23。上記は原記事の要約です。写真・全文は出典先でご確認ください。
鉄部の下塗りは錆止め塗料で大丈夫?
- 現場・使用条件
- 住宅手摺りの鉄部。目荒らし・下地処理を行い、サビシャットの後に別の錆止めと上塗りを施工した写真付き記録。
- 報告から読み取れること
- 下地処理後の住宅手摺りにサビシャットを施工し、その後エポティで錆止めを塗った例。さらにEXTRAスマイルシリコンを二回塗りしており、サビシャット単独で仕上げたものではない。
- 読み方と限界
- 缶タイプのサビシャットの記録であり、サビシャットスプレーへ転用しない。 ケレン不要、錆止めや上塗りの代替という根拠ではなく、施工後の防錆経過も掲載されていない。 上塗りの艶や垂れ、エポティの粘度の感想をサビシャットの使用感と混同しない。 施工を受注する事業者自身の公開記録であり、独立した第三者評価ではない。
参照確認:2026-10-23。上記は原記事の要約です。写真・全文は出典先でご確認ください。
第6回塗装研究室「錆転換剤の商品別比較」
- 現場・使用条件
- 2017年3月開始。錆びた鉄板で下地処理補助材と錆止めを比較。
- 報告から読み取れること
- 塗り広げやすさを記録し、上塗りを省いた試験板を28日・56日後に観察。サビシャット区画にも一部発錆があり、錆の再発を完全に防いだ記録ではありません。
- 読み方と限界
- 販売店自身の比較試験であり、独立試験機関の認証ではありません。 2017年の試験板・上塗りなしの比較です。通常の完成塗装や現行品の長期耐久性には換算できません。塗布量のばらつきも著者が認めています。 他社塗料との組合せを現行のメーカー推奨仕様として採用しないでください。
参照確認:2026-10-23。上記は原記事の要約です。写真・全文は出典先でご確認ください。
施工・販売を行う事業者の発信には営業上の立場もあります。一現場の感想を一般的な性能保証や推奨順位に置き換えず、商品名・改良版・下地・工程・施工時期の違いを確認します。下地処理や安全条件は現行の公式仕様を優先します。
SELECTION NOTES
選定上の評価
公式資料の特徴を、採用前の確認事項に置き換えて整理しています。総合順位・星評価・実施工の採点ではありません。
下塗りとしての評価軸
吸い込みの調整、密着、下地の補強、不陸の調整は、それぞれ役割が異なります。名前が似た下塗り材でも代用できるとは限りません。対象下地と指定上塗りをセットで確認します。
防食用途としての評価軸
錆の状態と素地調整の程度、鋼材・めっき面などの材質、上塗りとの組合せを確認します。錆止めや素地調整補助材で、腐食により失われた鋼材の厚みや強度が戻るわけではありません。
付帯部用途としての評価軸
鉄部・アルミ・樹脂・木部では付着条件が異なります。「付帯部用」という分類だけで全材質に使えるとは判断せず、適用素材・下塗り・旧塗膜との相性を確認します。
比較するときにそろえる条件
同じ下地、下塗り、工程数、塗付量、仕上げ、試験条件で比較します。資料にない耐用年数や保証を補わず、採用仕様・施工条件・保証の対象は見積り時に確認します。
PRICE & CONDITIONS
単価・価格の見方
このページの価格情報
数値未掲載価格の前提
この解説では確認できた価格数値を掲載していません。最新の資料と見積りでご確認ください。
設計価格はメーカーが示す仕様の参考値であり、雪國建装の販売価格・請負単価ではありません。材料のみの購入価格や現場の総工事費と混同しないでください。税区分の記載がない場合は出典先へ確認が必要です。
実際の見積りでは、塗装面積、下地補修、足場・養生、下塗りと上塗り、工程数、付帯部、諸経費、税区分を確認します。表示価格だけから工事総額を計算しないでください。
BEFORE SPECIFYING
採用前に確認すること
- 素地調整を不要にする材料ではない。塩分・油脂・水分・塵埃等と付着力のない浮き錆は除去する。
- 説明書指定の測定で錆層が100μmを超える場合は、ディスクサンダー等を併用して100μm以下にする。
- 錆止め下塗りや仕上げ上塗りを一律に代替する製品ではない。公式防錆試験も本品処理後に弱溶剤形変性エポキシ樹脂下塗りを組み合わせている。採用工法の後続工程を省略しない。
- A液・B液の所定比率での混合と攪拌が必要。可使時間・塗り重ね間隔を守る。高湿度85%RH以上での作業を避ける。
- 乳褐色の塗布型。グレーのエアゾール型「サビシャットスプレー」と荷姿・調合・施工条件が異なる。
- 一般鋼構造物での用途を確認したが、住宅専用用途や住宅の全鉄部への適用は未確認。採用箇所と後続塗装はメーカー仕様で確認する。
下地・旧塗膜と塗装仕様
下地の種類、劣化、汚れ、旧塗膜、含水状態を確認します。指定下塗り・上塗り、塗付量、塗り重ね間隔は最新のメーカー仕様に従い、別製品への置換は確認なしに行いません。
施工条件と安全情報
温度・湿度・結露・降雨などの施工条件、乾燥時間、換気、保護具、保管・廃棄は製品の仕様書とSDSで確認します。このページは現場の施工要領書や安全教育の代わりではありません。
福井の住まいで相談するとき
市町村、海岸からの距離、日陰や湿気、積雪・落雪による影響、屋根材・外壁材、前回の塗装時期を伝えると、現地での確認項目を整理できます。「福井向け」というだけで一律に商品を決めません。