
外壁を塗り替えるとき、壁の色と一緒に確認したいのが、目地に使うシーリング材の色です。雪國建装の施工記録では、仕上げの塗料とシーリング材の色を合わせる「共色施工」を紹介しています。
大きな壁面だけでなく、その間をつなぐ目地にも目を向ける。今回は、この色合わせの考え方をお伝えします。
共色施工で合わせるのは目地と仕上げの色
共色施工は、仕上げ塗料に近い色調のシーリング材を選ぶ方法です。シーリングメーカーのシャープ化学工業は、目地の上の塗膜にひびが生じた場合でも、その部分を目立ちにくくすることが期待できると説明しています。シャープ化学工業の共色施工の説明
これは色の差を小さくする工夫であり、ひび割れ自体が発生しなくなるという意味ではありません。色が合っていることと、目地の状態が良好であることは分けて考える必要があります。
完成した色だけでなく施工途中も確認
雪國建装の2022年1月の施工記録には、足場を組んだ外壁と、目地まわりを養生した施工途中の写真が残っています。色合わせの説明と合わせて、作業中の状態を確認できる記録です。
塗り替えの打ち合わせでは、外壁の色番号だけでなく、シーリング材の色も施工会社に確認してみてください。目地を含めてどのような外観を目指すのか、話を進めやすくなります。
色選びの際に確認したいこと
ご相談の際には、次の3点を整理すると、外壁と目地の仕上がりを一緒に検討できます。
- 外壁の仕上げ色に対して、どの色のシーリング材を選ぶか
- 外壁を複数の色で仕上げる場合、目地の色をどう組み合わせるか
- シーリングの工事範囲と、使用する材料は何か
色だけを先に決めるのではなく、施工範囲と材料を合わせて確認することが大切です。現在の目地に気になる箇所がある場合も、地上から安全に分かる範囲でお知らせください。
