色あせ・白い粉・藻
表面の変化を記録し、塗膜や水分の影響を確認。見た目だけで工事の緊急性を決めません。
「家を建てて年数も経ったし、そろそろ塗装を考えなきゃ」
と思っている方は多くいるかと思いますが、
等と、分からないことだらけだと思います。
失敗しない外壁塗装のために、「タイミング、材料選定、施工法、金額」。これらの要因を全てクリアできればベストですよね。
今回は「タイミング」です。
外壁塗装は、ご家族にとって大きな出費です。だからこそ私たちは、工事を急いでもらうより、
必要な時期を知って、
無理なく考えてもらいたいと思っています。

この記事は、実際に福井の環境で数多くの施工を手掛けている、福井の業者として「福井の方へ」、少しでもお役に立つための内容です。
極論、お家を建てて築10年、15年程度で塗装工事をしなければ、すぐに大きな被害にあうわけではありません。
「10年経ったら塗装しなきゃいけない」と聞いたことがあるかと思いますが、年数だけで一律に決めず、焦らずに考えていけば良いと思います。
ただし、何も確認せずに待つという意味ではありません。外壁や目地の状態を確かめ、今必要な手入れと、先に計画できる工事を分けて考えましょう。

福井県は、夏は蒸し暑く、冬は寒くて雪が降る、寒暖の差がある気候風土です。雨や雪、湿気、冬の冷え込みにさらされる外壁は、地域の環境も踏まえて見ていく必要があります。
気象庁の平年値では、福井地点の年平均相対湿度は75%です。同じ県内でも、海沿い・山沿い、日当たりや雨の当たり方によって家の状態は変わります。
気象庁|福井の月別平年値(1991〜2020年)
福井で施工をしている雪國建装としては、「築15年から20年」を、塗り替えを具体的に考える目安の一つにしています。
そして、築10〜15年で急いで塗るよりも、状態が良ければ「築20年から25年」で手入れをする方が良かったりします。早ければ早いほど良い、というわけではありません。
15〜20年は当社の考え方で、全国共通の基準やメーカーの推奨年数ではありません。20〜25年という話も、点検で状態を確かめたうえでの選択肢です。年数まで待つのではなく、その家にとって必要な時期を考えます。

外壁の表面には、雨や汚れから守る塗膜や表面加工が施されているものがあります。10年経過してもきれいな状態が続いていて、点検でも外壁や目地が保たれているなら、率直に「塗るのは勿体ない」という気持ちになります。
15年から20年ほど経ってくると、「色あせ」「ひび割れ」「剥離」「苔・藻」などが気になり、そろそろ手入れを、と感じる家もあります。20年以降でも同じで、年数と実際の傷みを合わせて見ていきます。
ひとつ補足すると、年数が経てば塗料が付きやすくなる、と一律には判断できません。外壁の種類や表面加工によって、適した下塗り材が異なります。塗る時期だけでなく、今の外壁に合う材料と下地処理を確かめることも大切です。
日本ペイント|表面加工のある外壁と下塗り材の適合建材メーカーや施工会社の点検・メンテナンス案内がある場合は、そちらも確認してください。見た目がきれいなだけで、目地や見えない部分まで健全とは限りません。
すでに塗り替えた家では、築年数だけでなく前回の塗装から何年たったかも大切です。塗料の「期待耐用年数」は性能を保つ期間の予測の目安で、保証期間や、それまで点検しなくてよい期限ではありません。目地の手入れも、塗膜とは分けて確認します。
日本ペイント|期待耐用年数の考え方
10年未満で傷んでしまっている場合は、建物の作りや立地、雨水の入り方などを先に確認します。塗装では根本的な解決にならないこともあります。
雪國建装では、原因や下地の状態に応じて、部分補修だけでなく「板金(金属)」での張り替えや上張りをご提案することもあります。何を塗るかの前に、なぜ傷んでいるかを考えます。

お家全体を塗装しようと思うと、100万円を超えることもあります。実際にお家を持って、家庭を持って、お子さんにお金がかかる時期の「100万円」は、かなりの負担だと思います。
数多くのご相談をいただきますが、実際のところ「今すぐしないとヤバイ状態」ではなく、時期を相談できるお家もあります。
今するのか、2〜3年後にするのか。外壁の状態に余裕があれば、そんな相談もできます。ただし、傷みの進行や材料・人件費によって金額は変わるため、数年後も状態や費用が同じとはお約束できません。待つ場合は、再点検の時期も一緒に決めます。

状態を見て急がなくてもよいと判断できた方に、よくお伝えしている言葉が「急がなくても大丈夫ですよ」。
お見積もりは無料でお作りしていますが、まずは「金額」を把握していただいて、金額を把握した後に外壁をどうするかをじっくり決めていけば良いかと思います。
今すぐの対応が必要でない状態なら、例えば、
無理なく計画を立てれば良いかと思います。

外壁塗装は、年数だけを理由に無理してまで急ぐ工事ではありません。可能な限り施主様へのご負担を意識しながら、雪國建装は最善の案内を心がけています。
見積もりを取ることと、工事を頼むことは別です。まだ塗らないという選択も含めて、納得できる時期を一緒に考えます。
費用は、塗る面積、足場、傷んだ部分の補修、塗料、付帯部の範囲などで変わります。総額だけでなく、「どこを直し、何を塗り、どの工程を行うか」をそろえて比較しましょう。今必要な補修と、後から計画できる工事を分けると、家計の見通しも立てやすくなります。

雪國建装では、福井県内で多くの施工を手掛けています。
適正工事・適正価格を提供している自信があるので、金額と施工過程をネットで公開しています。どんな家に、どんな工事をしているのか。施工事例や、この記事の施工動画も参考にしてください。
雪國建装の塗装工事と施工事例ドローンでの調査により、屋根に登らず確認する方法もあります。周辺環境や天候、飛行できる条件を確かめ、現地に合った方法で調べます。

お見積もり・現地調査は無料です。福井県の外壁塗装は、雪國建装にご相談ください。まだ工事を決めていなくても大丈夫です。
外壁の状態・時期を相談する
冒頭の動画は当社の施工事例の一つです。どの家にも4度塗りが必要という意味ではなく、外壁・既存塗膜の状態と塗料の仕様に合わせて工程を決めます。塗り回数だけでなく、下地補修や乾燥時間も確認してください。
坂井市K様邸の施工動画へあわせて確認したいこと / 工事の季節

福井は雨や雪、夏の蒸し暑さ、冬の冷え込みがある土地です。だからといって、それだけを理由に工事を急ぐ必要はありません。
塗ることが決まったら、春や秋を候補にしながら、ご家族の予定と工期を相談しましょう。夏や冬も、当日の天候や使う塗料の条件を見て判断します。
大事なのは、予定に合わせて無理に塗るのではなく、壁が乾く時間も、塗料が乾く時間も、きちんと取ることです。
季節より、施工条件。日本ペイントが示す一般的な目安
数値を満たすだけでは十分ではありません。雨・雪・結露、濡れた面を避け、壁面の温度と乾燥時間も確認。使用する製品の仕様を優先します。
気象庁・福井地点の平年値(1991〜2020年)。県内すべての地点を示す値ではありません。
春 / 3〜5月
冬を越した外壁や目地を点検し、工事の計画を。春でも朝夕の低温や雨に注意し、塗れる時間と乾燥時間を確保します。
福井地点の月別平年値 平均気温 / 相対湿度
夏 / 6〜8月
梅雨時は雨・湿度・壁の乾燥を確認。真夏は壁面の高温や急な雨にも配慮します。晴れているだけで、いつでも塗れるわけではありません。
福井地点の月別平年値 平均気温 / 相対湿度
秋 / 9〜11月
春と並んで検討しやすい季節ですが、秋雨や台風で予定が動くことも。晩秋は日が短くなるため、乾燥・養生を含めて日程を相談します。
福井地点の月別平年値 平均気温 / 相対湿度
冬 / 12〜2月
塗料の施工条件を満たせるかが最優先。冷えた壁や結露、積雪がある場合は見合わせます。工事を急がず、点検と春以降の準備を進める選択もあります。
福井地点の月別平年値 平均気温 / 相対湿度
月平均が上の条件に合うことと、その日に施工できることは同じではありません。数値のグラフは施工可否や天気予報を示すものではありません。
気象庁|福井の月別平年値(1991〜2020年)あわせて確認したいこと / 外壁の状態

気になるところがあっても、無理にご自身で高い場所を確かめる必要はありません。安全に見える範囲を写真に残して、相談のきっかけにしてください。
家の周りを、地上の安全な場所から。南側だけでなく、日陰や窓まわり、目地も確認します。ご自身で屋根やはしごに上る必要はありません。

表面の変化を記録し、塗膜や水分の影響を確認。見た目だけで工事の緊急性を決めません。
幅や深さ、場所で対応が変わります。塗料を重ねる前に、必要な補修と原因を調べます。
下地まで傷んでいないかを確認。塗装だけでは直せない場合もあるため、工法から相談します。
Q & A
必ずではありません。年数は点検や費用計画を考えるきっかけです。外壁材・新築時の塗膜・前回の工事・目地・立地によって状態が違います。建材メーカーの点検・メンテナンス案内も確認します。
15〜20年は雪國建装の検討目安で、すべての家が待てるという意味ではありません。建材メーカーの点検時期を優先し、雨漏り、剥がれ、外壁の反り、目地の切れなどがあれば年数に関係なく相談を。点検で緊急性を確認してから工事時期を考えます。
塗膜の変化を確認するサインですが、粉だけで緊急性は決まりません。ひび割れや剥がれ、目地なども合わせて確認し、塗装・補修の範囲を決めます。
季節だけで一律に決めません。ただし低温・雪・結露で施工条件を満たせない日があり、慎重な判断が必要です。製品の仕様、当日の気温・湿度、壁の乾燥状態を確認します。
現地の状態を確認しないまま、大丈夫とは言い切れません。先に必要な補修と後から計画できる工事を分け、再点検の時期も相談しましょう。雨漏りなどを放置する前提では案内しません。
この記事の編集・ご相談先
鯖江市の本店と福井支店を拠点に、外壁・屋根の塗装や板金工事を行っています。この特集は当社コラムと施工写真・動画をもとに、気象庁・塗料メーカーの資料で補足しました。当社の判断目安と、資料に基づく施工条件を分けてお伝えしています。
主な対応地域
あわら市・坂井市・福井市・永平寺町・越前町・鯖江市・越前市・南越前町。そのほかの地域は、場所や工事内容に応じて対応可否をご相談ください。
相談時は、分かる範囲の築年数・前回の工事時期・気になる箇所の写真を。以前の見積書や塗料名が分かる書類があれば、手入れの履歴を確かめやすくなります。
YUKIGUNI KENSOU
「そろそろ?」と思ったら、まずは現状の確認を。
福井の住まいを見てきた雪國建装が、必要な工事と時期を一緒に考えます。
編集:雪國建装 / 内容確認:
2022年の当社コラムをもとにした特集です。年数の目安は当社の見解、症状・施工条件・気象値は下記の資料に基づきます。説明用の図と、実際の施工写真・動画を区別して掲載しています。